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Data:2018-06-30
太陽光パネル(太陽電池モジュール)は、基本構成素子である太陽電池セルがインターコネクタを介して直列に接続され(セルストリング)、さらにこれを並列に接続(セルアレイ)後密封し、外枠にはめ込むことにより作られます。
パネルに太陽光が照射されると各セルで電流が発生し、発生した電流がセルストリングでの隣接セルを通じて伝達されることで最終的に必要な電圧の電流が得られます。
しかし、ここで影により一部のセルで発電できないと、その日陰部分のセルが抵抗になり、セルストリング中の他のセル分も含めて電流が流れなくなってしまいます。
現在、市販されている太陽光パネルでは、このような場合に備えて日陰ができた場合は、そのパネルを迂回して電流を伝えるバイパスのしくみが取り入れられていますが、問題のないパネルも含めて迂回されてしまうなど日陰の影響を完全に回避することはできていません。
このように影の存在は、太陽光発電での発電量の低下要因となることが少なくありません。しかし日本では、周囲に遮蔽物が全く存在しない場所で太陽光発電架台を設置できないケースが多く、太陽光発電への投資を検討する際には以下のような対策実施を検討する必要があるでしょう。
太陽光発電架台の設置検討に当たっては、日照量の計算を正確に行い、太陽光発電への投資採算性を計算するのが重要です。
環境分野の計測・シミュレーションに強みをもつソフトウェア会社「ラプラスシステム」のシミュレーションソフトウェア「Solar Pro」では周囲の遮蔽物による日陰の影響を解析し、根拠ある発電量予測を行うことができます。※このようなシミュレーションソフトは、販売業者へ見積もり依頼することで無料で使うことができます。太陽光発電とシミュレーションと見積もりの妥当性を検討を参照ください。
現在、太陽光パネルの材料としては、変換効率の問題から結晶シリコン系がメインとなっていますが、CIS,CIGSなどの化合物系のパネルは日陰による発電効率低下が小さいことが知られています。そのため、もし日陰が多い場所での太陽光パネル設置を考える場合、化合物系のパネル採用が有望な選択肢となる可能性があります。※CISといえば当サイトイチオシのソーラーフロンティア|発電力No.1のメーカー直集がオススメです。
いかがでしたでしょうか。太陽光発電架台の設置に際してなかなか避けては通れない影の問題、設備の設置前には是非、配置などを十分に検討し最大の発電効果が得られるようご検討ください。