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産業新聞

太陽光発電の汚れ対策は必須!黄砂やPM、花粉から守るには

Data:2018-07-05

太陽光発電は、太陽光パネル内部に太陽光を取り入れることで発電します。
 
雨や曇りなど、太陽からパネルまでの間に存在する「光を遮断する物体」にも.当然のことながら影響を受けますが、あまり意識されないことの中でも、実は発電量に影響を与えてくる要因がたくさんあります。
 
それは、太陽光パネル表面の汚れです。太陽光パネル表面に汚れが付着すると、内部に取り込む光の量が減ってしまうため、発電量は当然落ちてしまいます。
 
考えられる要因としては、鳥の糞や落ち葉、黄砂やPM2.5、花粉や排気ガスによる粉塵などです。これらがどのように影響を及ぼし、どのように対処していけばよいかを考えました。
 
基本は雨が洗い流すから「大丈夫」ですが・・・
先にあげたような汚れは、「基本的には雨が洗い流すから汚れは気にする必要ない、だからこまめな清掃は不要で、汚れによるロスはシミュレーションに含まれている」と、太陽光発電メーカーのHPなどでは紹介されています。
 
その数値は発電量全体の約5%程度が、標準的なもののようです。
 
例えば、通常鳥の糞がパネルに付着して、乾いてしまえば、想像したらお分かりになると思いますが、雨が降ってもそう簡単には落ちません。
 
梅雨などに雨が続けば、少しずつ解けて、流れ落ちていくでしょうが、多少雨が降ったくらいではきれいになることはないでしょう。
 
鳥の糞は太陽光発電パネルの全体からすれば、ごく小さな面積なので、大きな影響はないと思われるかもしれませんが、パネルの一部が陰になり続けることで、電気が滞り、ホットスポットと呼ばれる現象がおき、最悪火災にまでなる可能性がありましたが、現在はどのメーカーもバイパスダイオードをいれているので、問題ないケースが多いようです。
 
しかし、全体的な発電量はやはり低下するでしょう。
 
また、黄砂やPM2.5、花粉や排気ガスなどの粉塵も大きな要因です。これらは地域差があるので、一概にはいえませんが、いずれも似たような影響を及ぼします。
 
例えば、私が住んでいる隠岐の島では、花粉や黄砂はものすごく飛散します。
 
車のフロントガラスは黄色く色づきます。で、雨で流されて、また汚れてを繰り返します。
 
当然、黄色く汚れている間は、発電量は数パーセントですが、低下してしまうわけです。
 
しかし、これを繰り返していくと、当然パネルの汚れは少しずつ積み重なっていくことになります。
 
黄砂やPM2.5は西日本全体的に影響が及ぶでしょうし、花粉は林業が盛んな地域の近くでは大きく影響されるでしょう。(私の住む隠岐の島の山も植林で杉だらけです。苦笑)
 
排気ガスによる粉塵は都市部の特に幹線道路沿いではすごいでしょうし、鹿児島など活火山が近くにあるエリアでは火山灰が降るかもしれません。
 
そういった地域特性による汚れの要因があることは間違いないことでしょう。
 
そして、これはどうにも避けることができない要因です。
 
太陽光発電の汚れへの対策はこれだ!

では、そんなさまざまな汚れへの対策はどうすればよいのでしょうか?
 
まず前提として、太陽光パネルは屋外に設置されるものであるということから、「汚れるのは当たり前」という前提を持つ必要があります。
 
また、雨である程度の汚れは流されるけれど、毎日パネルを清掃するわけにもいきませんし、その費用対効果も悪いということができます。
 
つまり、汚れて発電量が低下するのを見越して、導入計画を立てる必要があるということです。
 
現にシャープやパナソニックなどの太陽光パネルメーカーは、汚れによる発電量の低下を5パーセント程度組み込んでシミュレーションしているのです。
 
以上のことか、まずは太陽光発電は汚れて発電効率が落ちるものだという前提で、導入計画を立て、「さらに発電量を多くするために汚れ対策をしよう」と考える必要があります。
 
汚れ対策の基本3つのポイント.

では、よりよい発電量を得るために、次の3つのポイントを抑えてください。「汚れるのが当たり前の太陽光発電」とどう付き合うか、基本になるところです。
 
汚れにくいパネルを選び、汚れを防ぐ加工を施す。汚れるのは仕方ないから定期的に清掃をする.清掃の頻度は発電量を見ながら、費用対効果を考えて
 
太陽光発電パネルは汚れるし、汚れると発電効率が低下するのは当然なので、メーカーによってさまざまに汚れ対策をしています。詳しくは、メーカー比較の記事をご覧いただくか、販売店と相談ください。
 
また、どんなパネルでも汚れにくくするために、太陽光パネルの表面にコーティングをするようなサービスもあります。(これらのサービスは場所によって提供している販売店もあれば、別会社で提供しているところもあります。)
 
汚れへの影響を過度に考える方は、そういった汚れをできるだけ防ぐという考え方を取り入れるとよいでしょう。
 
※ただ、この「汚れ」もさまざまにある太陽光発電の発電量を左右する要因のひとつに過ぎません。さまざまな要因が複合的に絡まりあって発電量が決定してきますし、その場所に最適なメーカーやパネルも異なってきます。そういう背景から、太陽光発電選びはよい販売店とつながることから始まるわけです。詳しくは、太陽光発電販売店の選び方をご覧ください。
 
また、いくら汚れを防ぐ対策を講じたとしても、汚れるものは汚れます。
 
なので、1年に一度から4年に一度程度は定期清掃をするとよいでしょう。
 
清掃の頻度は、発電量を監視しながら、運営する中で最適なものを見つけるとよいでしょう。
 
きちんと発電量を観察していれば、発電量の低下は見えるものです。
 
特に、急激に発電量が低下するときなどは、必ず販売店に検査依頼をするように心がけましょう。
※詳しくは、太陽光発電とメンテナンスや太陽光発電の維持費をご覧ください。
 
最終的にはどこまで定期的に清掃するかも費用対効果にかかってくることを念頭に入れてください。
 
例えば、年間150,000円の利益を得られる太陽光発電システムを設置したとしましょう。
 
汚れによる発電量の低下が一年後に3%だったとします。
 
さらに一年後に3%、2年経過後には、汚れにより発電量が当初の6%低下することになります。
 
清掃費用は、1回あたり15,000円かかると仮定します。
 
すると、仮に1年毎にに清掃を一回入れる場合と2年毎に入れる場合、5年ごとに入れる場合では、どちらが得かを考えることができます。
 
【1年後に入れる場合】
1年目の発電収益=150,000円
清掃費用▲15,000円
2年目の発電収益=150,000円
清掃費用▲15,000円
3年目の発電収益=150,000円
清掃費用▲15,000円
4年目の発電収益=150,000円
清掃費用▲15,000円
5年目の発電収益=150,000円
清掃費用▲15,000円
 
5年間の発電収益合計は、750,000-75,000円=675,000円
 
【2年毎に入れる場合】
1年目の発電収益=150,000円
2年目の発電収益=145,500円
清掃費用▲15,000円
3年目の発電収益=150,000円
4年目の発電収益=145,500円
清掃費用▲15,000円
5年目の発電収益=150,000円
 
5年間の発電収益合計は、741,000-30,000円=711,000円
 
【5年毎に入れる場合】
1年目の発電収益=150,000円
2年目の発電収益=145,500円
3年目の発電収益=141,000円
4年目の発電収益=136,500円
5年目の発電収益=132,000円
清掃費用▲15,000円
 
5年間の発電収益合計は、705,000円-15,000円=690,000円
 
以上の例を見ると費用対効果が高い清掃タイミングは、以下のようになります。
 
2年毎の清掃
5年毎の清掃
1年毎の清掃
 
これは、あくまでも例で、基本的にはこんなに単純には割り切れるものではありませんが、あくまでも、「費用対効果」を考えてメンテナンス計画を立てる必要があります。
 
また、先にもお伝えしましたとおり、太陽光発電は汚れて発電効率が若干下がるもの、という認識の下、導入してから様子を見ながら清掃計画を組むようにするとよいでしょう。

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